金沢の郷土料理。かぶらずし。畑の地主さんが作って持ってきてくれた。これは「なれずし」と言って寿司のルーツなのです。蕪じゃなく大根のパターンもある。家庭では大根で作る方が多い。安いからね。地主さんは毎年作って食べさせてくれるんだが、柚子の香りが効いてて、めっちゃくちゃ美味しい!僕の母親も毎年お正月料理として作っていたけれど、こんなにおいしくない、もっと貧粗で、柚子は入ってないし、魚はニシンだし(地主さんのは今年は〆鯖)子供のころは、嫌いだった。でも、こうゆうおいしいものを一回食べて、「ああ、こんなに美味しいものだったんだ」って事が解ると、次から食べられるようになる。子供のころは食べられなかったもの、嫌いだったものが大人になると食べられるようになるってのは、こういうことの繰り返し。一人暮らしをして、外食やコンビニ弁当ばっかり食べていて、たまに実家に帰ると母の作った「貧粗な」料理がめちゃくちゃ美味しく感じて、今まで嫌いだったものが、だんだんその美味しさが分かって食べられるようになる。いままで「貧粗」だと思っていたものが、「大切」なものになり、コンビニ弁当やファストフードが「貧祖」なものだと分かってくる。年を取ると好き嫌いが無くなるのは、そういう経験を重ねてゆくから。年を取るとは、そういうこと。
金沢の郷土料理。かぶらずし。畑の地主さんが作って持ってきてくれた。これは「なれずし」と言って寿司のルーツなのです。蕪じゃなく大根のパターンもある。家庭では大根で作る方が多い。安いからね。地主さんは毎年作って食べさせてくれるんだが、柚子の香りが効いてて、めっちゃくちゃ美味しい!僕の母親も毎年お正月料理として作っていたけれど、こんなにおいしくない、もっと貧粗で、柚子は入ってないし、魚はニシンだし(地主さんのは今年は〆鯖)子供のころは、嫌いだった。でも、こうゆうおいしいものを一回食べて、「ああ、こんなに美味しいものだったんだ」って事が解ると、次から食べられるようになる。子供のころは食べられなかったもの、嫌いだったものが大人になると食べられるようになるってのは、こういうことの繰り返し。一人暮らしをして、外食やコンビニ弁当ばっかり食べていて、たまに実家に帰ると母の作った「貧粗な」料理がめちゃくちゃ美味しく感じて、今まで嫌いだったものが、だんだんその美味しさが分かって食べられるようになる。いままで「貧粗」だと思っていたものが、「大切」なものになり、コンビニ弁当やファストフードが「貧祖」なものだと分かってくる。年を取ると好き嫌いが無くなるのは、そういう経験を重ねてゆくから。年を取るとは、そういうこと。
インスタグラム、フェイスブック、ツイッター。情報発信するツールはいろいろと増えてきて、自分も農園のPRということで活用しているけれど、なんか写真ばっかりじゃなくて、もっと書きたくてブログを再開することにした。毎日じゃないけれど、書ける時に、自分の思いや感じたことなど、書いていきたいと思う。
写真は、2月8日、我が農園のある石川県内灘町で「みんなのしょくどう」が開催されて、農園で作ったさつまいも(紅はるか)がメニューの一つとして提供された。「みんなのしょくどう」は、所謂「こども食堂」です。こども食堂の趣旨は、それぞれにいろいろとあると思うけれど、近隣のこどもや大人、お年寄りなど集まって顔見知りになるということが大切な事だと思う。我が農園もそれに少し参加できた事が自分としてはとても嬉しい。現代には様々な問題が山積していて、益々「世知辛い」世の中になってきている中で、自分はそれに文句を言っているだけだったけれど、今回初めて、僅かではあるけれど実行に移すことができてよかった。自分にとっては大きな第一歩だと思う。
世の中の99.9%の人は、この不条理な世の中をなんとかしなくては・・と思っているが、具体的な行動を起こす人はなかなかいない。1.17の時だって9.11の時だって、可哀そうだと思いつつなにもしていない。コンビニでお釣りを寄付することだって簡単にできたはずなのに何もしなかった。そういう事ができな人間なんだよね。でも今回はできてよかった。でも、自らがすすんで行動に移したわけではない。うちの農園では「出荷できない規格外の農産物(今回の場合はサツマイモ)」が大量にあって、他方で、ボランティアで料理を提供する方々がいて、できるだけ安く食材を仕入れたい、それが、たまたま人の繋がりで、マッチングでき、実現できた。
近年、食品ロス削減が叫ばれている。やり玉に挙げられるのがコンビニなど小売り側の食品ロスだけれど、我々農業などの一次産業側で発生する食品ロスも膨大なものなのです。毎年何百キロもの作物を規格外として廃棄してて、いつも「勿体ないなー」とは思いつつ、平気で廃棄していたが、今回を契機にそういう方々を自ら探して、に積極的に提供していこうかな。
写真は、2月8日、我が農園のある石川県内灘町で「みんなのしょくどう」が開催されて、農園で作ったさつまいも(紅はるか)がメニューの一つとして提供された。「みんなのしょくどう」は、所謂「こども食堂」です。こども食堂の趣旨は、それぞれにいろいろとあると思うけれど、近隣のこどもや大人、お年寄りなど集まって顔見知りになるということが大切な事だと思う。我が農園もそれに少し参加できた事が自分としてはとても嬉しい。現代には様々な問題が山積していて、益々「世知辛い」世の中になってきている中で、自分はそれに文句を言っているだけだったけれど、今回初めて、僅かではあるけれど実行に移すことができてよかった。自分にとっては大きな第一歩だと思う。
世の中の99.9%の人は、この不条理な世の中をなんとかしなくては・・と思っているが、具体的な行動を起こす人はなかなかいない。1.17の時だって9.11の時だって、可哀そうだと思いつつなにもしていない。コンビニでお釣りを寄付することだって簡単にできたはずなのに何もしなかった。そういう事ができな人間なんだよね。でも今回はできてよかった。でも、自らがすすんで行動に移したわけではない。うちの農園では「出荷できない規格外の農産物(今回の場合はサツマイモ)」が大量にあって、他方で、ボランティアで料理を提供する方々がいて、できるだけ安く食材を仕入れたい、それが、たまたま人の繋がりで、マッチングでき、実現できた。
近年、食品ロス削減が叫ばれている。やり玉に挙げられるのがコンビニなど小売り側の食品ロスだけれど、我々農業などの一次産業側で発生する食品ロスも膨大なものなのです。毎年何百キロもの作物を規格外として廃棄してて、いつも「勿体ないなー」とは思いつつ、平気で廃棄していたが、今回を契機にそういう方々を自ら探して、に積極的に提供していこうかな。